シミと一口に言っても、色々な病変があります。当院では、まず医師が診断して、適切な治療をアドバイスします。


シミ治療(しみ取り)って、どんなふうにするの?
Flow
1. ご予約・来院
当院は完全予約制です。お電話でご予約ください。
Tel.092-717-8640
休診日/木曜日・日曜日
治療の種類
Treatment
当院では、Qスイッチヤグレーザー、光治療、外用療法などを用いて、シミの治療を行っております。
●外用療法
ハイドロキノン(メラニン生成抑制剤)、トレチノイン(メラニン排出促進剤)などを組み合わせてシミの改善を図ります。
Ex.)
ハイドロキノン4% 5g 1,800円
トレチノイン0.05% 5g 3,000円
オバジゼオスキン(2~3ヶ月分)
バランサートナー 180ml 6,000円
ミラミン 80g 12,000円
トレチノイン0.05% 30g 8,500円
*オバジゼオスキンに関してはQ&Aをご覧下さい。
レーザー治療の問題点
Problem
レーザー治療をすると「ぱっ」とシミが消えると思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、現実はそうではありません。レーザー治療は魔法ではなく、問題点もあります。そのうちの一つが「炎症後色素沈着」です。
レーザーの種類にもよりますが、レーザー治療の後に約50%の方に炎症後色素沈着が生じると言われています。(ピコレーザーではその発生が少ないと言われていますが、色素沈着をゼロには出来ていません。)
炎症後色素沈着とは、虫刺されやニキビを潰した後やけがをした後などに「なんか黒ずんでシミみたいになった」というアレです。
レーザーはシミの元であるメラニンを選択的に破壊するものですが、その破壊行為により炎症を起こしてしまい、それが色素沈着を引き起こしてしまいます。
この色素沈着はレーザー後1ヶ月目をピークとし、放置しても次第に改善します。かなり強い色素沈着が出てしまっても、だいたいは3〜6ヶ月でかなり改善しますが、個人差があります。
この写真の症例(スタッフ)の場合は、レーザー後にアフターケアの外用剤は一切使わずに放置して経過を観察しましたが、通常の患者さんの治療では、放置するよりもアフターケアの治療を行った方が圧倒的に早く改善するため、炎症後色素沈着が出た場合は、外用剤によるアフターケアをお勧めしています。
アフターケアとしては、ハイドロキノンやトレチノインの外用剤(塗り薬)を使うことが多いですが、レーザートーニングをお勧めすることもあります。
レーザー治療をためらう理由として、シミが色素沈着になって余計ひどくなるのではないか、とご不安の方もいらっしゃると思いますが、炎症後色素沈着は放っておいても改善します。
また、レーザー後の適切なアフターケアで早期の改善が可能です。
シミ治療のよくあるご質問
FAQ
Q. レーザーは1回でシミがきれいになりますか?
A.老人性色素斑の場合、通常1回で8~9割の治療が可能ですが、ADM(遅発性太田母斑・後天性真皮メラノサイトーシス)と言われるような深い層にあるシミの場合、約半年ごとに複数回の治療が必要です。
Q. 取れないシミはありますか?
A. シミではなく、シミに似たアザ(扁平母斑・太田母斑など)は治療に難渋することがあります。
Q. 男性でもできますか?
A. できます。
Q. レーザーをしたらすぐにシミはなくなりますか?
A.レーザー治療後、7~10日程度かさぶたになります。その後、レーザーの熱による炎症で色素沈着が出ることがあります。1ヶ月目をピークとして大半は3~6ヶ月ほどで色素沈着が落ち着きます。外用剤で色素沈着の期間を短縮することも可能です。
Q. オバジゼオスキンとは何ですか?
A. Dr.OBAGIが考案したスキンケア製品で、ピーリング剤、美白剤、ビタミンA誘導体(トレチノイン、レチノール)を組み合わせ、総合的に肌の改善を図る治療です。
シミが多数ある方や、全体的にくすみがある方、小じわが気になる方、にきび肌の方に有効です。使用中は皮剥け、赤みなどの症状が強く出ることがあります。
診療時間
Medical time
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
10:00~17:00 | / | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | / |
※当院は完全予約制です。
休診日/日曜日・月曜日
◎金曜日は19:00まで(最終受付18:30)