ヒアルロン酸注入治療とは

ヒアルロン酸注入治療とは、ヒアルロン酸製剤を皮下に注射することで加齢性変化を改善させる治療のことです。

加齢が進むにつれてできるシワや溝、輪郭のソゲ感などの治療として大変有効で、顔の輪郭やパーツ(鼻や顎など)を整えるためにも用いられます。
短い時間で即効性のある効果が得られるのが特徴です。
ヒアルロン酸注入治療は、美容医療の分野では、ボトックスと共に世界的に最も人気のある治療です。
ヒアルロン酸注入製剤には色々な種類がありますが、日本では、2014年に初めて厚生労働省の承認を受けたヒアルロン酸製剤がアラガン社より発売され、自費による美容目的の治療として、顔のしわや溝の修正に使用できるようになりました。

ヒアルロン酸をどのように注入するのか?

How

注射で、しわや溝の下、ボリュームを出したいところ、または形を整えたいところなどに直接針で注入します。針にも太さや長さ、先の形(鋭or鈍)などに違いがあるため、部位により適切な針を使い分けます。

ヒアルロン酸を入れると顔が不自然になるのではないか?

Be Natural

不自然、というのは、そこにあるべきものが無かったり、そこに無いはずのものが有ったりした場合に感じる違和感です。

的確にアセスメントして、適切な量・部位・製材選択で注入すれば、不自然にはなりません。

 

●適切な量:注入の部位や目的によって大きく異なります。当院では、1回の治療で1〜3ccの量を注入して、少しずつ改善することを希望される方が多数です。1ccというのは小さじ5分の1の量ですから、そのくらいの量で顏が水風船みたい膨らむと言うのはあり得ません。

●適切な部位:解剖学的な構造と、それぞれの方の特徴を把握して、注入が必要な部位を的確にアセスメントすることが重要です。
また、安全性の観点からは、注入を避けるべき部位もあります。

●適切な製材選択:ヒアルロン酸注入製材には種類が色々とあります。使用目的によって様々な製材を使い分けて使用しています。
また、当院では厚生労働省に認可された製材(ジュビダームビスタシリーズ、レスチレンシリーズ)を主に使用しています。また使用製材は、ご本人に全て説明し同意をいただいた後に施術しています。

ヒアルロン酸でどんなことが治療できるの?

Treatment

ヒアルロン酸の注入により、シワを浅くしたり、凹んだ部分をボリュームアップさせたりすることが可能です。多くの方の悩みのタネである「ほうれい線」や「目の下のくぼみ」「頰の溝」などを改善することも出来ます。

また、単純にシワの溝を埋めるだけでなく、加齢性変化により萎縮した骨の窪みの形を整えることや、伸びきった靭帯を補強すること、皮膚のハリを出すこと、筋肉のバランスを整えること、などにも有効です。

ヒアルロン酸注入の実際

Flow

1)来院

2)問診票記入

3)診察
※初診~アセスメント、費用の説明、施術まですべて医師が行います。
当院にはカウンセラー(医師の代わりに施術前に患者さんの話を伺う人)はいません。

4)同意書記入
※医師の説明をお聞きになって同意いただけたら、同意書に署名ください。
※当日に処置をせずに、ゆっくり考えていただくことをお勧めする場合もあります。

5)施術(ヒアルロン酸注入)

施術を行う部屋に移動し、背もたれのある椅子のような台に座った状態で注入を行います。

注入はしっかりと意識のある状態で行います。少しずつ注入して、患者さんに鏡で状態を見ていただき、違和感がないかを確認しながら注入を進めます。

ヒアルロン酸は、注射器に入っており、針を使って注入を行います。鋭針(先のとがった針)と鈍針(先が丸くなっていて、やや長めの針)を用途や部位により使い分けて注入しています。どの針を使うのが最適かは、患者さんでなく、私たち医師が考えることだと思っていますので、針の違いで針代をいただくことはありません。

治針を刺す時にチクっとした痛みを感じるため、痛みの苦手な方は麻酔クリームを塗ることで痛みを軽減することも可能です。
安全性を重視し、お一人お一人に丁寧な注入を心がけております。

直後に起きる可能性のある問題

Problem

・針を刺した穴より微量の出血、針穴が分かる状態
・針を刺した周囲に軽度の赤み
・ヒアルロン酸を入れた部位に違和感
・静脈怒張(こめかみに注した場合に起こりやすい)

直後~10日間に起きる可能性のある問題

Problem

・凹凸、腫れ、痛み
数日間は注入部位~近傍に軽度の赤みや腫れ、痛みを感じることがあります。
また、注入した部位に軽度の凹凸が見られることがあります。
・針の刺入部の皮下出血、内出血、小血腫
注入した皮下に紫斑が出た場合、目立ちにくくなるまでに10日程度かかることがあります。 お化粧でカバーしてください。

刺入部の皮下出血
刺入部の皮下出血

注入後の生活の注意など

Attention

・直後にお化粧をしても構いませんが、強いマッサージや圧迫をするとヒアルロン酸が変形する可能性があります。エステなどで顔のマッサージを行うのも1週間は控えてください。
・飲酒や運動、入浴など血行が良くなる行為は、施術後24時間は控えめにしてください。皮下出血の可能性が増します。
・目の下の窪みに注入した場合は、スキーや水泳などで用いる圧迫の強いゴーグルの仕様は禁止です。

ヒアルロン酸注入後再診

Re-examination

・痛みや腫れが強い場合や、注入していない部位の変色(例:ほうれい線に注入したのに鼻が紫になった)は必ず早めにクリニックにご連絡ください。
・10日ほどたっても、凹凸や違和感が改善しない場合は、ぜひご相談ください。
・追加注入は初回より1か月以内の場合、費用がお得になる制度をご用意しています。

ヒアルロン酸の持続性

Persistence

ヒアルロン酸は吸収性物質であり、持続期間は製品や注入部位により異なりますが、ジュビダームビスタシリーズは12〜24ヶ月、レスチレンシリーズは9〜12ヶ月です。突然なくなるわけではなく、徐々に減少するため、一気にたるみが戻るようなことはありません。

ヒアルロン酸は一度注入すると一生続けなければならないのか?

Continue?

ヒアルロン酸の注入効果を維持するには1年に1回程度でメンテナンスをお勧めしています。美容院と一緒で、行かなくても、命に関わることもありませんが、整え続けるためには何らかの手入れが必要です。
また、ヒアルロン酸だけで全てのシワとタルミを解決することはできないため、ヒアルロン酸治療よりも適切な治療がある場合は、そちらをお勧することもあります。

ヒアルロン酸の安全性について

safety

ヒアルロン酸注入治療
安全マニュアル

執筆

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ヒアルロン酸は多くの場合、安全に治療を行うことができますが、ごく稀に、アレルギーや血行障害を起こすことがあります。
当院ではヒアルロン酸の安全対策に特に配慮して治療を行なっていますが、万が一の場合に備えた緊急連絡体制、機関病院との連携も整えています。
また、院長は医師向けに作成された「ヒアルロン酸安全対策マニュアル」の筆頭著者として、ヒアルロン酸の安全対策に高い意識を持って施術に当たっています。

診療時間

Medical time
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10:00~13:00
14:00~18:00

※当院は完全予約制です。

休診日/木曜日・日曜日

△土曜午後・祝日は14:00~17:00

受付時間 10:00~17:30

アクセス

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メディカルシティ天神

Beauty Tuning Clinic – 美容調律診療所 –

〒810-0001 福岡市中央区天神5-7-7 メディカルシティ天神5F

 

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