ビスタシェイプとは、アラガン社が提唱しているヒアルロン酸の注入法のことです。(コチラ:アラガン社サイトに飛びます)

従来、ヒアルロン酸は法令線や、眉間など、患者さんが気にされるシワに直接注入する方法が主流でしたが、近年ヒアルロン酸も注入方法も進化を遂げました。

部位に応じて最適な硬さを選ぶことで、加齢性変化により萎縮した骨や筋肉をサポートして、自然なリフトアップ・輪郭形成をすることが可能となり、その注入法の一つがビスタシェイプと言われるものです。

バストでも若い方のトップが高く、年齢を重ねると次第にトップが下がってきますが、頬も同じようなことが言えます。靭帯が緩み、あるべき部位の脂肪が痩せた結果、頬のトップがだんだん下に下がって、顏の重心が下に移動すると、老けた印象を与えてしまいます。

ビスタシェイプでは特に頬骨の萎縮と周辺靭帯をサポートして頬部に高さを出すことで、頬のトップをあげ、ナチュラルに若々しい印象に改善することが可能です。


左>注入前 右>注入後4週
症例は当院40代女性モニター 1.6cc注入
注入部位 頬部頬骨上(L1L2L3)、顎

肌はオバジゼオスキンにて治療

日本ではまだまだ新しい注入法の一つですが、8月にバリで行われたIMCASという国際美容学会ではさらに進化した注入法も示され、ヒアルロン酸注入はこれからますます進化していくものだと実感いたしました。

今後は、メイクでハイライトを入れるようにヒアルロン酸を注入するようなメイク感覚注入とか、イベントに合わせてヒアルロン酸で気軽にプチ整形をする時代が来るのかもしれませんね。いや、もうそんな時代なんでしょうね。女性情報誌にも頻繁に取り上げられるようになりました。

ただ、こうしてヒアルロン酸注入が気軽に出来るようになればなるほど、事故やトラブルも増えてくるのではないかと思います。
ヒアルロン酸の注入にはテクニックだけでなく、正しい解剖の知識とリスクを回避するための注入手技の習熟が絶対に必要です。

いつも患者さんの安全を第一に考えておりますが、それでも100%安全ということはなく、常に慎重で丁寧な注入を心がけ、知識をアップデートしながら治療に当たっております。

何事も、日々精進が大切ですね。

西田美穂

※施術費用は予告なく変更することがあります。

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