後天性両側性太田母斑様色素斑(ABNOM)後天性両側性真皮メラノサイトーシス(ADM)の症例

後天性両側性太田母斑様色素斑(ABNOM)後天性両側性真皮メラノサイトーシス(ADM)の症例

今日は、複数の種類のシミが同時にある症例の経過写真です。

症例写真へのご協力ありがとうございました。

初診時の写真です。全体的に肌の乾燥が目立ち、色々なシミの種類がある状態でした。

シミ治療においては、まずは診断が重要です。

シミの種類によって、治療方法が違うからです。

診断をして治療計画を立てます。

 

本症例では、

1)老人性色素斑と、

2)後天性両側性太田母斑様色素斑(ABNOM)、または後天性両側性真皮メラノサイトーシス(ADM)と呼ばれる両頬の色素斑

3)肝斑

が特に目立ち、また、擦りすぎなどが原因と思われるクスミも全体的に見られました。

まずは、スキンケアの見直しを行い、それぞれのシミに対して治療計画を立てました。

 

まず、一番目立つ老人性色素斑のレーザー治療から始め、3ヶ月ほどホームケアなどをしっかり気をつけていただいた後、肌全体の状態が改善したので、ADMにもレーザー治療を行いました。

写真左)初診時

写真右)初診から14ヶ月後

肝斑についてはまだまだ改善の余地があり、また、ADMの色素はまだ残存していますが、全体的な色調はかなり改善しています。

写真の経過中(14ヶ月間)に行った施術は以下です。

・老人性色素斑へのQSYL(Qスイッチ付ヤグレーザー):1回

・ADMへのQSYL(Qスイッチ付ヤグレーザー):2回

・レーザートーニング:2回

・光治療(ノーリス):2回

 

ADM(ABNOM)と言われる病変は皮膚の深部に色素があります。このため、ゼオスキンなどの外用剤や光治療では改善はできず、レーザーは複数回必要です。

また、肝斑を合併することが多いため、レーザー治療も一筋縄ではいかないことが多いのですが、ホームケアとクリニックでのケアを組み合わせ、患者さんとの二人三脚で治療を進めることで、かなり改善できました。レーザー後は色素沈着がかなり出て、不安になった時期があったと思いますが、信頼して共に治療を続けてくださり、ありがとうございました。

引き続き治療を行い、さらに改善を目指したいと思います。

 

【費用】

・シミへのQSYL(Qスイッチ付きYAGレーザー):1ミリあたり1,000円

・ADMへのQSYL(Qスイッチ付きYAGレーザー):1回目5万円、2回目以降半額

・レーザートーニング:6回 1回あたり20,000円(トランサミンイオン導入込み)

その他、ホームケア用化粧品として

デイリーPD(ZOスキン)、ハイドロキノン4%クリーム(プラスリストア)など

費用は予告なく変更することがあります。

最新の料金表はHP(こちら)でご確認くださいませ。