昨日は、日本眼瞼義眼床手術学会にてアラガン社のランチョンセミナーで、ヒアルロン酸注入治療の講師を務めました。
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眼瞼義眼床手術学会には、初めて参加させていただいたのですが、眼瞼周囲の手術では知らぬ人のいない有名な形成外科の先生や、教科書や論文で度々名前をお見かけする眼科の先生方も多く、緊張。

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日本眼瞼義眼床手術学会 HPコチラ

義眼床とはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、病気や事故により眼球を失った方が義眼を入れるための土台のことです。
最近、眼科の医療技術の向上が目覚ましく、眼球を取りだすような症例はかなり少なくなり、義眼床の症例も少なくなったようです。
今回の学会では義眼床だけでなく眼瞼下垂を中心とした眼瞼周囲の手術加療について眼科と形成外科合同で様々なディスカッションが行われました。
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私に与えられたお題は、ヒアルロン酸注入治療の実際と医療安全です。
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眼瞼周囲の注入に必要な解剖学と注入による合併症を防ぐために重要な手技、そしてヒアルロン酸注入により自然な若々しさを得るための方法について話をいたしました。
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※個人情報保護の観点からスライドを修正しています

また、ヒアルロン酸注入とボトックスを組み合わせることでより効果が高まるというTotal Facial Therapy についても述べました。

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※個人情報保護の観点からスライドを修正しています
ヒアルロン酸注入は多くのクリニックで行われていますが、注入には解剖学的知識と合併症を防ぐための手技の習得、そして万が一の事故への備えが重要です。

 

発表を終えた後、悪寒発熱。
ここ数日体調不良だったのですが、この発表のために薬を山ほど飲んで抑え込んでいました。でも、もう無理。昨晩からダウンしています。

福岡大学博多駅クリニック

西田美穂