いっちょん(ちっとも)役ん立たん北九弁講座

いっちょん(ちっとも)役ん立たん北九弁講座

私は北九州市で生まれました。

現在は、標準語も話せるようになってきましたが、以前は北九弁しか話せませんでした。

屋台でたまたま隣に座った方が「北九弁講座」を作っていて人気だったと聞き、検索してみると色々あって面白かったので、そのうちの一つをご紹介します。

北九弁講座 コチラ

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この講座の冒頭に出てきますが、語尾は基本、「ち」か「ちゃ」なので、うる星やつらのラムちゃん(←分かりますか?)に言葉の使い方が似ていると言われることもありますが、基本、「だっちゃ」は言わないし、「ちゃ」が優しい良い方ではなく「ちゃっ」という感じで歯切れよく発音するため、私自身は「ラムちゃん語」と言われたことはありません。

同じ北九州でも、品がよくゆっくりしゃべる私の友人は「ラムちゃんみたーい」と関東で何度も言われたことがあるそうです。

 

<使用例>

A「明日、休みやけん、聖子ちゃんとこに遊びに行くっちゃっ」

B「えー、あんただけ、ちゃきー。私もいっぺん行きたいっちゃっ」

A「聖子ちゃん優しいけ、おいで、っち言うんやない?」

B「あんた、行くんやろ?聖子ちゃんに行くっち、言っとって」

A「あんたが行きたいっち、言っとくけ。」

B「ちょ、絶対やけ。言わんやったら、そーとーすかんけ。」

 

◎解説

A[明日、休みだから、聖子ちゃんのところに遊びにいくのよ」

B「えー、貴方だけ、ずるいわー。私も一度行きたいのよ」

A「聖子ちゃん優しいから、おいで、って言うんじゃない?」

B「あなた、行くんでしょ?聖子ちゃんに行くって、言っておいて」

A「あなたが行きたいって、言っておくよ。」

B「ちょっと、絶対よ。言わなかったら、とっても嫌よ」

 

これらの会話を、NHKアナウンサーの話すスピードの倍速程度で話すため、違う地域の方から、「ケンカをしているのだろうか?」と心配されるのも、北九州弁あるあるです。

福岡市内の言葉とも違います。

北九州は大分と同じ豊の国(豊前)の流れを汲んでいて、福岡は筑前<筑紫の国)の流れだから、同じ福岡でも言葉が違うそうです。

 

私は、最近、福岡市内に住んでいて影響を受け「たい」を語尾につけることがありますが、

北九州では「たい」はほぼ使いません。

語尾は「ちゃ」「ち」「けん」「け」が多く用いられます。

歯切れよく使いましょう。

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私が北九州を離れて、北九弁と標準語のギャップに一番困ったのが「あんた」の使い方です。

「あんた」というのは、どうやら他県ではあまりお行儀よくない言葉らしいと今は知っていますが、「あんた」はかなり親しい関係にある人に使う言葉であり、

彼氏や親友への呼びかけはほぼ「あんた」であるため、

「あんた、って呼ばれると命令されてるみたいで嫌なんだけど」

と北九州市出身でない友人に言われたとき、しばらくショックで寝込みました。

 

そんな北九州弁は以前、ギラヴァンツ北九州の応援の言葉「ぶちくらせ」が応援にふさわしくないと、問題になったことがあります。コチラ

 

「ぶちくらせ」は北九州弁直訳では「殴り倒せ」ですが、ネイティブ的には「打ち負かせ」という表現が幾分強調されたものであるという感覚ではないでしょうか。

 

北九州弁で喧嘩をする時に使う場合

「ぶちくらすぞ」とはあまり使いません。

 

生々しい怒りが混じった場合、受動的表現が加わり、

「(ぶち)くらさるっぞ、きさーん」

「くらされたいんか、ちゃ、きさーん」

(殴られたいの?あなた)

などが用いられます。

きさーんは、貴様の活用形です。

 

荒々しい言葉ばかり紹介して、北九州の印象が悪くなるのもいけませんので、

最後に、北九州女言葉をご紹介して、講座を終わりにしましょう.。

少しゆっくり、ためらいがちに発音してみてください。

 

「あんたのこと、好きっちゃ♡」

 

見寺絢子クリニック
西田美穂 

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