死ぬかと思ったon高速道路(割と本気のやつ)

死ぬかと思ったon高速道路(割と本気のやつ)

皆さんは高速道路上で、突然ハンドル操作不能に陥った車に、乗ったことがありますか?
私は、あります。
 
それは、月が美しく輝く晩のことでした。(一昨日やし)

夫と二人で、北九州市の実家に息子を送り届け、福岡市内に戻る道すがら。

90キロくらいで快適に走行していた夫の車のスピードが急にダウン。

みるみる60キロ以下に落ちていきます。

ハザードを出し、路肩に少しずつ車を寄せていきますが、その間も車のスピードはどんどんダウン…

「ハンドルが効かなくなった」と夫。

その時は、まだブレーキは効いていて、路肩の白線の内側に寄せ、なんとか停車。

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まずは後続車への連絡のため、発煙筒を炊き、JAFに連絡。
この、車載の発煙筒の持続時間を知っていますか?
それは、道路上に妖しい光を放ち、まるで線香花火のごとく、5分も持たず儚く消えるのでした。
 
JAFからは、すぐに車から出るように指導がありました。
なるべく車から離れて、白線の内側、壁に張り付いて待つように、と。

高速道路でびゅんびゅん車が通るのに、車から出た方が安全とは?

高速道路で路肩停車中の車には、後続車がすうっと吸い寄せられる性質があり、二次発生事故がよく起こるそうです。

数日前にも、高速道路で故障し停車していた車からJAFに連絡があり、

その運転手を車外に出るよう促し、車から運転手が出た直後、

後ろから来た10tトラックが停車中の車に激突。

運転手は済んでのところで命を取り留めた、という事故があったと、迎えに来てくれたJAFの方に伺いました。

このため、たとえ土砂降りの最中でも、車を路肩に緊急停止させる場合は、車から降りて救援を待つのが鉄則だそうです。

高速道路上のトラブル対処法コチラ

NEXCO中日本HPより

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車から降り、高速道路上の植え込みに埋もれて、流れる車を見ていると、静かに背中を冷や汗が伝うのを感じました。

その後、ほどなくして、JAFのレッカー車が到着。地獄に仏とは、まさにこのこと。お盆期間は人員を増員し、24時間体制で事故対処に当たってくださっているとのことです。JAFの有り難みをつくづく感じました。

故障車を積んでいただき、夫と二人でレッカー車に乗り込み、夫の車を整備会社まで運んでいただきました。車を降ろしてエンジンを再始動させた際には、ハンドル操作はおろか、ブレーキすら利かない状態になっていたそうです。{E197F390-E10B-4E9D-8854-A54301C2C397}

見上げると、空には雲の合間から不気味に光る満月とボーリングのピン。

満月には色々あるからね。と呟く夫。

「いや、国産車ならこんなことは無いんじゃないか。あんたが好きで、あげん壊れやすか車に乗っとるけんたい」と言いたい気持ちをグッとこらえて二次発生夫婦間災害を回避し、高速道路で大事に至らずに済んだ幸運とJAFに感謝するのでした。

死ぬかと思った…

 

見寺絢子クリニック
西田美穂 

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