骨を切らずに輪郭の印象はどこまで変えられるのか

骨を切らずに輪郭の印象はどこまで変えられるのか

形成外科・美容外科医なら誰しも、一度はたどり着くと思われる結論の一つ。

「結局、骨の問題なんだ。」

皮膚は伸び縮みするのである程度引っ張ることもでき、柔軟に調整できますが、そうは言っても限界があり、結局、骨格を調整しないと大きな変化は得られず、不自然な形態になってしまいます。

韓国では整形が大変盛んに行われていますが、日本のような「プチ」整形ではなく、大胆な「骨切り」が多く行われ、頬骨や顎の骨を削り、組み替えて輪郭から作り変えていきます。

骨を動かすと輪郭が変わり、輪郭が変わると印象が大きく変わってきます。

福岡には、骨切りの名手 松林景一先生(クリニックのHPはコチラ・輪郭形成についてはコチラ)がいらっしゃいますが、私に松林先生のような優れた骨切りの技術は無いため、ヒアルロン酸とボトックスで「プチ」輪郭形成による見た目の印象の調整を行っております。


左>面長の印象
右>たまご型の印象


加齢により、顏がたるんでくると顔の下3分の1が▼から■になるため、下3分の1をすっきり見せることが重要です。

そのためには、右の○の部位に頬のトップを作って顏の重心を上げ、(バストでもトップが高い方が若々しくみえるでしょ)リフトアップするようなやり方でヒアルロン酸を注入します。(ビスタシェイプにアレンジを加えています)

その後顎のトップを作り、両頬と顎のトップを結ぶと▼に見えるようにすることで、よりシャープに見える錯覚効果も利用しています。

ボトックスは筋肉のバランスを整えたり、ボリュームを減らすために使います。

骨を切る手術のような大きな変化は得られませんが、注入方法を工夫することで注射だけでも輪郭の印象を調整することは可能です。

よくヘアメイク雑誌で「整形級メイク」という特集がありますが、私は、「骨切り級注入治療」を目指し、その方の皮膚の下の骸骨を思いながら注入をしています。形成外科医として頬骨や顎の骨折を治療していた経験が注入治療に活かせます。

とは言え、勿論、骨切りには到底、及びません。
私の技量の分をわきまえ、患者さんにご満足いただける治療をできるよう、精進したいと存じます。

※骨切りは大変手術効果も高い手術である代わりに、手術に伴うリスクも大きいため、言葉の通じない国で行うより、ぜひ国内で、しっかりとした技術を持ち、アフターケアの整った信頼できる医師に手術をしてもらうことをお勧めします。先日、痛ましい事故も起こってしまいました。ご冥福をお祈りします。

西田美穂

【費用】ジュビダーム ビスタボリューマ 1本90,000円 2本目以降70,000円

ジュビダーム ビスタウルトラプラス 1本75,000円 2本目以降55,000円

【合併症】皮下出血、痛み、腫れ、凹凸、

【頻度1%未満の合併症】アレルギー、失明、皮膚壊死、感染