さて、では、患者さんからのこだわりのオーダーに、どう応えるか。昨日の例(コチラ)で具体的に考えてみたいと思います。

オーダー①「シミは取りたいが、カサブタは無理」

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Qスイッチレーザーで一発で治療するのではなく、光治療や外用療法を使い治療すれば可能です。ただ、その場合、通院回数や費用のご負担は増えること、改善には時間がかかる可能性があります。

オーダー②「オバジ外用による美白治療は試したいが赤くなるのは避けたい。」

レシピ>
オバジには色々な種類の製品があるため、使用する種類、使用濃度・頻度、また、前後の保湿を調整することで可能ですが、通常のオバジのやり方に比べ結果を出すまでに時間が必要です。

オーダー③「ボトックスは試したいが、表情がこわばるのが嫌。」

レシピ>
控えめの量で打ち、シワが寄りにくくはなるが、強く力を入れたらシワが寄る程度に抑えることもできます。物足りない場合は後日、追加投与も可能です。

このように、こだわりの実現には少々皆さんにもご理解、ご負担、ご協力をお願いすることもあります。どうか、ご理解くださいませ。治療は医師と患者さんの二人三脚(スタッフも入れるともっと)で一緒に、進めてまいりましょう。

見寺絢子クリニック
西田美穂

「お嬢さん、それは、魔法使いにしか出来ませんよ」と思わず言ってしまった例

①「こんな風になりたいんです」とアニメのキャラクターの切り抜きを持ってこられたお嬢さん

→顏の4分の1が目で鼻は二つの点ですから・・・

②レーザーで顔のシワとたるみを全部取ってほしいと仰ったアラエイティーのお嬢様

→現在のレーザーのめまぐるしい進歩に鑑みれば、何十年か後には可能になるかもしれませんので、アラハンドレッドくらいまでお待ちください。もしかしたら、もしかするかもしれません。

③家族には一切バレないように、だけど、ビフォーアフターではっきりとした違いが出るようなヒアルロン酸注入をして欲しいと仰ったお嬢様

→ハッキリとした違いが出たのに、家族が気付かないというような家族関係なら可能なのかもしれませんが・・・

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写真>本文と関係ありません。マツコさん、好きなんです。