糖質制限VSカロリー制限について、先日から書いてみましたが、「制限」と言ってる時点で、それはあまりハッピーな食生活だと、私には思えません。
単に言葉の問題と言えども、言霊ということばもあるように、やることは一緒でも、{制限」というマイナスワードでなく、タンパク質・脂質好き好き食とか、腹八分ラブ食とか、(絶対流行らないけど)もっとポジティブなワードに変換して食生活や、それによる体調の変化を楽しむのが、一番健康に良いのではないか、と思っています。
とにかく、重要なのはハッピーでいることだと思います。
Happy  people live longer!
この話を最初に伺ったのは、抗加齢医学会の理事長である坪田一男先生のご講演でしたが、「ごきげんに生きる」のが抗加齢の秘訣だと仰っていますし、これについては色々な論文もあります。
 
坪田一男先生のHP(コチラ
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以下、この本を参考に書かせていただきます^^
 
2001年の米国の修道女180人に対する研究では、日記に「ポジティブな言葉を多用したグループ」と「ネガティブな言葉を多用したグループ」では前者の平均寿命93.5歳、後者の平均寿命86.6歳と、圧倒的にポジティブグループが長生きだったそうです。修道女で実験したのは、同じ修道院で、同じ食事、同じような生活習慣をしているため比べやすいから、という理由ですが、そもそも修道女って長生きなんですね。それはそれで、どうしてそうなのか考えると面白そうだけど・・・
 
また、日本でも国立がん研究センターの実験で「生活を楽しんでいる人ほど、心筋梗塞になりにくい」という研究結果が出ているそうです。「あなたは生活を楽しんでますか?」という質問に「はい。とっても」「まあまあ」「楽しんでない」のどれかを選んでもらい、その数年後に、心血管疾患を起こす確率を比較した、というもので、生活を「楽しんでない」と答えた人は優位に疾患リスクが高いという結果でした。
他にも「幸せな人の方が健康長寿である」とエビデンスは多数報告されています。
幸せの種類(利己的な幸せか利他的な幸せか)により免疫の発現も変わってくる、という研究もあり、幸せであるという心は、体に大きな影響を与えることが分かっています。
 
坪田先生は、「うまくいったからごきげんなのではない。ごきげんだからうまくいくのだ。」という強い信念を持っていらっしゃるそうです。
 
「ごきげんでいること」はこのご時世、なかなか難しいことではありますし、震災に遭われた方々のご心中を慮れば、そうそうお気楽に「ごきげんでいましょうよ」なんて言えることでもありませんが、なるべくポジティブに毎日を過ごすようにしたいものです。
 
見寺絢子クリニック
西田美穂 

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